Pentax Fan

ペンタックスカメラ、レンズのファンサイトです。撮影、編集テクニックも紹介しています。

撮影の3要素:ISO

      2013/10/27

カメラ設定の3要素の一つ、ISOについてです。3つの中では一番分かりにくい概念ですが、カメラボディの性能がモロに現れる要素でもあります。ペンタックスカメラでは「Sv」モードがISOを変更するモードですが、ほとんど使いません。私は使ったことありません。
_IGP3107
カメラ:PENTAX K-5 II s   ISO:800  露出:1/1250sec  F値:2.4  焦点距離:70mm 

スポンサーリンク

ISOは「感度」のことを指しますが、なんのことか分からないですよね。カメラ的には「撮像素子の感度調整」という意味ですが、一眼レフを触り始めた頃はそんなの意味不明です。

他の2要素に比べて、どちらかと言うと付加的要素ですので、F値とSSを設定した後ISOを確認もしくは設定するというプライオリティになります。

概念として
・ISOを小さくする→ノイズが少なく、クリアな写真になるがSSは遅くなる
・ISOを大きくする→SSを速くできるが、ノイズが多くなる
ということを覚えておけば最初のうちは十分だと思います。

看板写真はISO800です。コンデジだとISO800ですでにかなりノイズが乗ってきます。

ペンタックスの場合標準設定ではISOは100〜12800です。私はISO80を使いため、メニューで拡張設定しています。拡張設定すると80〜51200まで使えるようになります。

ISOの数値の目安ですが
・風景、ポートレートなど一般的な被写体:ISO100〜400以内
・動きの速い被写体:ISO100〜800以内
・手持ちで夜景撮影:ISO1600〜3200程度
といった感じです。

K-5以降のペンタックスボデイは「高感度に強い」と言われます。これはISOを高くしてもあまりノイズが乗らない、気にならないということを意味します。一昔前のカメラや他社のカメラだと例えばISOを1600に設定すると「ノイズだらけで、とても見れたものじゃない」写真になってしまうことがあります。しかしK-5以降であれば「普通に見られる」写真になることが多い。高感度に強いとはこういうことを意味します。

水族館のようにほとんど真っ暗なところではISOを上げて、SSを稼ぎ(=速いシャッター速度にし)、できるだけ手ブレを防ぎます。
_IGP5224
カメラ:PENTAX K-5 II s   ISO:800  露出:1/60sec  F値:1.8  焦点距離:31mm 

私が使っていての感触ですが、K-5は確かに同時期の他社カメラに比べると高感度は強いですが、それでもそれなりにノイズは乗ってきます。しかし、K-5II(s)からははっきりと「高感度に強くなった」と感じています。

曇り空や日の入り後など光量が絶対的に足らないシーンでも以前はためらっていたISO:800や1600といった設定も普通に使えます。場合によれば3200まで設定することもあります。

これは太陽がまったく当たっていない、目視だとほとんど真っ暗に近い場所なのですが、ISO3200まで感度を上げて撮影しても、K-5IIsなら問題なく見られる写真になります(レタッチはしています)。
_IGP8543
カメラ:PENTAX K-5 II s   ISO:3200  露出:1/200sec  F値:4.5  焦点距離:550mm 

K-5II(s)の場合晴天ではISOを3200や6400まで上げてもほとんどノイズが気になりません。撮影は3要素をミックスして設定する必要があり、別記事でそのことは書きますが、晴天でもF値の小さい(=暗い)レンズを使用していて、SSを稼ぎたい(速いシャッターを切りたい)場合ISOを上げざるを得ない時があります。こういう時に高感度に強いカメラは大きな武器になります。

一時「廉価なフルサイズ機」で評判になったニコンのD3200を使ったことがあるのですが、ISOを800程度まで上げるとノイズがひどくて使い物にならず、1ヶ月ほどで売ってしまったことがあります。積極的に高感度を使いたいとは思いませんが、保険的な意味も含めて高感度に強いカメラは安心感が違います。

 - 撮影テクニック , , ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事