Pentax Fan

ペンタックスカメラ、レンズのファンサイトです。撮影、編集テクニックも紹介しています。

撮影の3要素:シャッター速度

      2013/10/25

3要素のうちの一つ、SS(シャッター速度)についてです。ペンタックスのカメラでは「Tv」モードで使用します。ただ、実際はペンタックスならではのTAvモードで使用することがほとんです。
DSCF0196

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TAvモードはSSとF値を変更できるモードです。特許かなにか取っているのでしょうか、ペンタックス以外で見たことがないのですが非常に便利なモードです。F値を4にしておきながら、被写体や光量を見ながらSSを変更していくということが可能になります。

3要素のなかでは一番分かりやすいですね。文字通り、シャッター速度を変更します。止まってる被写体の時はSSを遅く、動いている場合にはSSを速くする、が基本になります。

SSはほとんどの場合分数で表し、単位は「秒」になります。SS:1/30と設定すれば、シャッター速度を1/30秒に設定することになります。分母が大きくなるほどSSは速くなります。つまり、SS:1/30よりは、SS:1/2000の方が断然速くなります。SSをどこまで速く設定できるかが、「高いカメラ」かどうかの一つの指標になりますが、K-5シリーズでは1/8000秒まで設定できます。通常は十分です。

目安としてですが、
・止まってる被写体(風景、花、食べ物など):特にSSを気にする必要はありません。他のモード(Avとか)にして、他の2要素をメインに設定しましょう。
・動いている被写体:これは被写体によります。

止まっている被写体の例。
_IGP9001
カメラ:PENTAX K-5 II s   ISO:80  露出:1/2000sec  F値:1.8  焦点距離:31mm 

動いている被写体の場合、飛んでいる飛行機など比較的大きく、ゆっくり動いているものはSSは1/50〜1/100秒でも問題なく撮れます。

運動会や野球、サッカーなど場面によっては激しく動いている場合は1/200秒ぐらいは欲しいです。

速く動いている被写体の例。速いSSが必要になります。
_IGP5507
カメラ:PENTAX K-5 II s   ISO:400  露出:1/800sec  F値:8.0  焦点距離:70mm 

小さい被写体がすごい速さで動いている場合、例えば私の趣味である鳥撮りにおいてカワセミが飛んでいるシーンの場合などではSSは最低でも1/800、できれば1/1000〜1/2000ぐらいは設定したいところです。

SSを速くできると手ブレを軽減できるのですが、いいことばかりではなく、F値を小さくしたり、ISOを大きくしたりする必要があり、必ずしも意図した3要素の設定で撮れるわけではありません。これは3要素をどう組み合わせていくかという記事でご紹介します。

また、動体撮影において「なんでもかんでもSSを速くすればいい」かというと必ずしもそうではなく、シーンによってはあえてSSを少し小さくして、部分的にぶらすことを狙う場合があります。

例えば子供や犬が走っているシーンを考えます。「SSは大きい方がいい!」と考えて、SSを1/4000みたいにとんでもなく速いSSに設定すると、どの場面でも「カチッ!」と静止します。でもそんな写真を10枚も20枚も見ると「なんか違うなぁ」と飽きてくることがあります。

それでも飛んでいる鳥は「カチッ!」と止めたくなるのですが・・・
_IGP1280
カメラ:PENTAX K-5 II s   ISO:320  露出:1/1000sec  F値:5.6  焦点距離:100mm 

これをあえて、1/50秒とか1/80秒あたりにして、動きの速い足、髪の毛などをわざとぶらせることで「躍動感のある」写真にすることができます。

あえて遅くというわけではないですが、相手の動きよりも少し遅いぐらいのSSだと部分的にぶれて、動きのある写真になります。
_IGP7116
カメラ:PENTAX K-5 II s   ISO:1600  露出:1/800sec  F値:8.0  焦点距離:300mm 

これは好みの問題ですので、どういう写真に仕上げたいかによってSSをいろいろ変更してみるといいと思います。F値の時にも書きましたが、SSについても、(動体撮影の場合)1/50〜1/2000ぐらいで変更しながら撮影しておくといいと思います。

夜間での撮影ですが、手持ちでもこれぐらいのスピードでブレずに撮ることが可能です。
_IGP0097
カメラ:PENTAX K-5 II s   ISO:800  露出:1/20sec  F値:2.5  焦点距離:31mm 

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