Pentax Fan

ペンタックスカメラ、レンズのファンサイトです。撮影、編集テクニックも紹介しています。

Apertureで写真編集:基礎編

      2013/11/15

さて、「Apertureを使う 1.ファイル管理」の続編です。写真を取り込んでから現像するまでのわたしの場合の基本的な手順をご紹介します。
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*K-5IIsでの例です。2013/11/14現在ApertureではK-3のRAWに対応していません。

例で取り上げるのはこの写真。カルガモのトビモノです。↓はなにも設定を変更せず、そのままJPEGに出力した、いわゆる「撮って出し」です。これでも十分綺麗な写真だとは思いますけど、自分好みに仕上げていく楽しさがRAWにはあります。
_IGP9648_original

まず「調整を追加」から「RAW微調整」を追加します。
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RAW微調整はよく使うのでデフォルトセットに加えておきましょう。各調整項目の右にある歯車をクリックして「カメラデフォルトとして保存」を選択すると、次にApertureを起動してもここに表示されます。
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まず最初にするのが「トリミング」。Apertureでは「c」ボタンを押すとトリミングモードになるので、好みの範囲、構図に設定してエンターキーを押すとトリミングされます。
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トリミングの賛否はよく議論されるところですが、わたしは賛成派というかトリミングに抵抗ありません。RAWで撮る一つの理由でもあります。最近のカメラは高画素のためトリミングに十分耐えられますし、撮影時にあまり構図を気にしなくてもあとで調整して「作品」として仕上げられるからです。撮影時に構図を決めて、AFポイントをボタンで移動して、露出を調整してと大変な作業をするよりは、撮影時はさくっと撮っておいてあとで調整する方がわたしには楽だからです。

トリミングをした結果これぐらい大きな被写体になります。
sc07

次に「自動補正」。右上にあるブラシみたいなボタンを押して、Apertureに自動補正してもらいます。その結果こうなりました。被写体が明るく、コントラストが調整され、すっきりした写真になりました。ちなみにわたしは「トーンカーブ(Apertureでは「カーブ」)」をほとんどいじりません。Aperture3になってから随分信頼できる自動補正になりましたし、素人(わたし)がトーンカーブいじるとロクな結果にならないからです。自動補正のトーンカーブが気に入らない場合は「カーブ」のチェックボックスを外して、他の項目で手動調整します。
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時々「自動補正」でトーンカーブがコントラストの強い調整になる時があります。この時は「カーブ」を外すのではなく、「ハイライトとシャドウ」の「シャドウ」を右方向に、つまりシャドウを明るくする方向に調整して強いコントラストを緩和します。

次にシャープネスをかけます。K-5IIsになってから「シャープネスは必要ないぐらい解像度が高い」と言われますが、RAWだとまだ若干甘いのでかけた方がいいと思います。

Apertureには「シャープ」と「エッジシャープ」がありますが、最初にかけるのは「RAW微調整」にある方の「シャープ」(一般メニューの方ではなく)。こちらの方がきめ細かいシャープネスをかけられます。写真を見ながら「詳細」スライドを右へ移動させます。ここでは「0.24」まで移動しました。この段階ではあまりやり過ぎないことがコツです。くっきりすっきり見える写真は単にシャープネスを強くかければいいというものではなく、コントラストや露出、ノイズなど総合的に調整した結果だからです。
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次にコントラストを調整します。調整するといってもほとんど右方向にスライド、つまり強くするのですが。ここでもあまりやり過ぎない程度に抑える方が最終的にはいい写真になります。「ちょっと足りないかな?」程度でいいと思います。ここでは少しだけ右に移動して、0.03にしています。
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場合によりけりですが、さっきの「コントラスト」で全体のイメージを決めたあと、「ハイライトとシャドウ」にある「中間コントラスト」でもう少し細かい微調整をします。これも同じく弱めに。ここでは7.8にしています。
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その結果こんな感じになりました。場合によって「シャープ」と「エッジシャープ」を軽くかける場合もありますが、この写真の場合は必要ないと判断したので、ここで編集は終了し、現像します。
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ブログ用に「1024×768」の解像度を使っています。「イメージの品質」はファイルサイズとのバランスで「10」にしています。他はデフォルトのままです。
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JPEGに出力した結果がこの写真です。「いかにもレタッチソフトで編集しています!」という残念な写真にならない程度に、でももとの「撮って出し」よりは見栄えのいいレベルの写真にするのがレタッチの目標です。
_IGP9648_modified

次回は「見栄えをよくする」程度ではなく、もっと突っ込んだレタッチをする例をご紹介します。

 - Apertureで写真編集, K-5IIs

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