Apertureを使う:1.ファイル管理
2013/11/05
私は写真管理、編集にAppleのApertureを使っています。私が購入した時は2万円前後だったように思いますが、今はAppStoreで7,800円で買えます。随分安くなりました。
写真を撮影する時基本はRAWで撮ります。理由は「撮影時に露出やホワイトバランスを気にする必要がない」ことと、「あとで思い通りに編集する」ためです。
RAWで撮るとJPEG撮りに比べてファイルサイズが大きくなります。JPEGだと数MB/ファイルなのが、RAWにすると楽に20-30MBぐらいになります。
私の場合週末に鳥撮りに出掛けると1日で700-1,000枚ぐらい写真を撮ることがあります。そのため半年〜1年ぐらいで1-2TB程度のハードディスクが必要になります。
それでも先の2つの理由の方がメリットが大きいのです。
カメラ雑誌ではよく「こういう時はこういう露出で」とか「ホワイトバランスに気をつけよう」という記事を見かけますが、RAW撮りすると、そういったことを考えなくてもよくなります。
ただ、露出は多少考慮する必要があります。RAW撮りでも白トビしてしまったり、ほとんど真っ暗・・・な写真になってしまうと救って上げることができないからです。でも最低限全体が写っていると、あとでいかようにもできます。
私は現場で「この設定をこうして、あれをこうして」と考えるのが嫌なのです。そんなことを考えている間に貴重なシャッターチャンスを失ってしまう恐れがあるからです。
「あとで編集する」点については、順次ご紹介していきます。
さて、RAWにしろJPEGにしろ、定期的にバックアップする重要さに違いはありません。Apertureのデータフォルダは標準インストールしていると、「ユーザーのホーム」→「ピクチャ」にあります。
私の場合普段はTimeMachineでバックアップしながら、容量が大きくなってきたら(1TBぐらい)、外付けHDDにバックアップし、Mac本体からはApertureのデータフォルダそのものを削除しています。
次回から写真の編集についてご紹介していきます。